HOT ! 京都「岡野利光」造　純銀製棗形酒器「ちろり」一対

京都「岡野利光」造の純銀製酒器一対、落し蓋式桐箱入りです。丹金　鉄砲口銀瓶　266g/幅、高さ約14㎝　東Y7-0708⭐︎2Fチヒニウ。酒器は「ちろり」と呼ばれるもので、「ちろり」は燗酒を湯煎して作る時の持ち手と注ぎ口の付いた銀や錫、銅などの金属容器のことです。中国　古銅　双耳小瓶　香炉　C　R5070。蓋表には「酒器」、蓋裏には「純銀製　取手銀巻？　棗形酒瓶一對」と「京都　岡野利光造」の箱書き、「利光」の朱文落款が。高岡銅器　旭峰造　鋳銅象嵌　松鳥文　香炉　M　R4886。金属製酒器の表面は、槌（つち）を打ち付けて作る窪み文様の「槌目（つちめ）」が一般的ですが、出品の表面は「茣蓙目（ゴザメ）」と呼ばれる、ござの筋目を模した文様で、大判小判の表面にも刻まれた文様です。中国　古銅宣徳銅　馬に寿老人　のったり香炉　V　R5033。また、底には「銀純」の刻印。平安　秦蔵六造　斑紫銅　鶴首花生　箱蓋無し　M　R5035。工芸家「岡野利光」の詳細情報は見つかりませんが、京都「岡野利光」造は「岡野貴金属店」とつながりが。中国　大明宣徳年製　古銅　四方双耳香炉　馬槽爐　C　R5148。同店は１８５５年両替商として創業、明治・大正を通じ主に金地金等の取扱いを業とし、戦後の１９４９年「株式会社岡野両替店」を設立、現在は、京都の中心地で店舗名「岡野貴金属店」として宝飾品製作・販売・加工・修理等の事業を営む、といった略歴が。煎茶道具　錫製　間村自造　四君子文　茶壷　茶こぼし　2点まとめて　M　R4941。当時から銀器などの製作・販売も行っており、京都「岡野利光」造は銀器の共箱に箱書として見られます。茶道具　竹影堂造　銀杏文　南鐐八角蓋置　共箱　V　R5064。創業家歴代の一人？銀器のブランドかも分かりません。時代金工　和装小物　古銅　能面帯留　時代箱付　M　R4979。「ちろり」は一合半でしょうか、大きさ（㌢）重さ、容量などはほぼ等しく、およそ次の通りです。古銅　銀象嵌雲鶴文　三足蓋爐　香炉　唐木台・時代箱付　R　R4959。【ちろり】高さ：～注口９、～蓋摘１０、～取手１４．５／横幅：～注口９．３／棗形：口径４、肩径６．５、底径４．６／容量：２５０㏄（口付近）／重さ：１２７㌘（一対２５４㌘）／【共箱】横幅１７．２、縦幅１６．７、奥行９．１／自宅保管品、大正〜昭和レトロ品と思われます。韓国　扶餘陵山里出土　百済金銅大香爐　復刻品　国立中央博物館　M　R4968B。共箱は汚れや変色が見られ、裏板の貼紙が剥がされた跡があります。中国　書道具　古銅青銅　饕餮文　鳥鈕　水滴　C　R5111。純銀「ちろり」の表面は銀特有の変色が見られますが、凹みや変形などはほとんど見られません。中国　古銅宣徳銅　宣款　三足沖耳爐　香炉　時代箱付　M　R4946。また、取っ手（蔓）の傷みも同様で取っ手の銀巻線の断裂もありません。中国　古七宝琺瑯彩　花鳥文瓶　時代箱付　U　R4899。「ちろり」に口付近まで水を満たし約半日放置、漏れの無いことを確認。古銅四足香炉　時代物　蔵出し。熱燗の季節、陶磁器の徳利に注いだ日本酒を電子レンジで熱燗はあっても、薬缶などで湯煎をして熱燗は少ない（ない？）のでは。中国　大明宣徳年製款　古銅　雷文　象双耳瓶　D　R4949。加熱に便利な電子レンジですが、金属容器は加熱不可です。中国　古銅　双龍耳鶴首瓶　時代箱付　V　R5082B。出品のレトロな「ちろり」を湯煎し、「ちろり」の熱燗をゆったりと味わうのも一興ではないでしょうか。茶道具　人間国宝　釜師　高橋敬典作　桐紋　真形釜　鉄釜　共箱　M　R4925C。なお、食器洗浄機は使えませんのでご注意下さい。仏教美術　古銅鍍金　観音坐像　仏像　壁掛　時代箱付　D　R4885。